
都心から電車とバスで行ける会員制のキャンプ場 「HINOKO TOKYO」とは
ABOUT 「HINOKO TOKYO」
HINOKO TOKYOは東京都西多摩郡に位置する檜原村を拠点とした会員制のキャンプ場だ。
一口にキャンプ場と言っても、ところ狭しとテントが並ぶ他のキャンプ場とは異なり、各サイトにつき1日1組のみの予約しか取っていないため、ゆっくりと自然を楽しめる環境が整えられている。
プライベートに過ごす檜原村は川のせせらぎ、木々が風になびく音をしっかりと感じ取れる、とても静かで穏やかな場所だ。
HINOKOは3つのキャンプサイトで構成されている。
木々に囲まれながらゆったりと渓流を眺められる”TIMBER”、日当たりがよく駐車場や水場トイレが近くて利用しやすい”FARM”、直火の焚き火を楽しめ、サウナ小屋とセットで利用できる”BONFIRE”だ。
いずれのサイトも薪セットは準備されているが、施設自体に過度な整備は施されていない。最低限のスペースの中で、手を動かしながら自分たちが過ごす空間を作り上げていく。
そこには都市生活では味わえない達成感や発見がきっとあるはずだ。
タイトルにもある通り、都心からアクセスしやすいという点も魅力。車では約1時間半、電車で行く人は新宿駅から武蔵五日市駅で下車し、そこからバスで20分ほど進んだ “鬼切”で降りると丁度HINOKOの目の前に到着する。
好アクセスでいて本格的な自然を堪能できるHINOKOは、アウトドアがライフワークとなっているキャンパーにはもちろん、なんとなくアウトドアには興味があるけれど、どうも機会に恵まれずにくすぶっているという人にもうってつけの場所だ。
HINOKO SAUNAと本場フィンランドをめぐる旅
サービスの中でも特に反響を呼んでいるのはHINOKO SAUNAだ。
今や一大ムーブメントとも言えるサウナだが、大自然の中で体験できるということもあり、その爽快感は一層特別なものとなっている。
また、単に自然の中でサウナ小屋を設置するだけでなく、サウナの本場フィンランドにまで視察にいき、その仕組みやカルチャーを踏襲しながらDIYで今のスタイルを作り上げたという拘りぶりだ。 黒い外壁は焼杉で、スタッフや会員とDIYで行ったものだそう。
フィンランドでは日本と比べ、ずっと日常の中にサウナが浸透しており、生活の核を担う存在。
空港に始まり、都市、山の中までサウナ施設があちこちに存在し、水着を着て、男女混浴で楽しむスタイルがあったり、サウナ後はバルト海に直接ダイブしたり、とそのカルチャーも開放的で日本とは随分異なる。
中でも大きく異なるのは”ロウリュ”の文化だろう。
(※ロウリュ : フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴方法の一つ。熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げ て発汗作用を促進する効果がある)
“乾式サウナ”が主流の日本では湿度が低く、室温が80°C~100°C程度と高めに設定されているのに対し、ロウリュを取り入れた”蒸気式サウナ”を主流としたフィンランドでは室温が70~80°C程度とやや低めで湿度が高い傾向にあるのが特徴。
そのマイルドさ故、普段サウナが苦手な人でもフィンランド式なら無理なく楽しめるという声も多いようだ。また、フィンランド建築を踏襲している点も特徴だ。木々の温もりを感じさせつつ、シンプルでモダンな建築デザインに仕上げられている。
HINOKOでは、こうしたフィンランドならではのサウナ文化を自然の中で存分に楽しむことができるのだ。
大自然で「ととのう」至極のサウナ体験
室内は檜原村のヒノキを使用しており、入った途端に木の柔らかい香りが感じられる。そこからは自身で薪を割り、火を灯しながらじっくりと室温を上げていく。室温が80°Cに到達した頃が入りどきだ。
煌々と光る火の揺らぎを目にしながら、空間と一体化してくような没入感。
少しずつ上昇していくサウナの室温が雑念を抱くことを許さず、ただそこにいることに集中できる。じわりと汗が肌を伝い、都市生活で蓄積された老廃物を芯から取り除いてくれるような感覚を体験することができる。 サウナから外に出ると、外気のひやりと澄んだ空気が肌を覆い、木々のイオンがその身を癒してくれる。
それからは川に飛び込んでも、岩の上でゆっくり くつろいでも、焚き火を見ながら過ごすのもそれぞれの自由。ぜひあなたらしい過ごし方を検討されてみては。
それぞれの楽しみ方
今年の秋、HINOKO TOKYOでは既存のキャンプ利用に加え、自然の中で働けるワーケーションサービスを実現させようと画策している。
そもそもキャンプサイトがあれば、その人次第で働くこともできそうだが、既存のアウトドアギアは基本的にくつろぐことを目的としているため、椅子やテーブルの高さが低めに設定されていることが多く、何かと仕事には適していない場合が多い。
「都会のオフイスをそのまま持っていったらどうなるか?」そうした考え方のもと、仕事をしやすいスペースや家具を用意し、パッケージとして提供する予定だ。
こうしたサービスはまだギアを揃えていなかったり、アウトドア自体に慣れていない人にもとってもラフに活用しやすい。このサービスを通して、ただ山に働きにくるだけでなく、合間で川に入ってみたり、焚き火を囲んで会議をしてみたり、固定概念に囚われず、自然の中で過ごすことの豊かさを伝えていく。
ゆくゆくは別の場所にも拠点を構え、レジャーの幅も拡大していくことも検討している。今後もHINOKO TOKYOの動向から目が離せない。
サービス開始まで
前述した通り、HINOKO TOKYOは会員制のキャンプ場だが、現在は一時的に新規会員の募集をストップしている。
会員になるにはまず下記のページから会員登録希望者としてメールマガジンに登録。その後HINOKOから不定期で開催する新規会員募集イベントの案内が送られてくる仕組みとなっている。新規会員を希望する人は、以下のページから登録していただければ幸いだ。
*こちらよりご登録をお願いします。
https://hinoko.jp/membership/
【HINOKO TOKYO 施設概要】
・営業時間:
宿泊 チェックイン 12:00 ~ / チェックアウト 翌日10:00 日帰り 12:00 ~ 18:00
・利用形態:1日1組限定の貸切利用
・利用料金(税別)
<平日> 宿泊:¥10,000 / 日帰り:¥10,000
<土日祝> 宿泊:¥20,000 / 日帰り:¥15,000 *ハイシーズンは一律20%アップ
・入会金:¥5,000 (税別)
・入会方法:HINOKO TOKYO会員のご紹介、もしくは会員イベントへのご参加
*会員イベントの告知はメールか、HINOKOのインスタグラムで行います。
*年会費などはございません。入会後は利用料金のみでご利用いただけます。
*キャンプサイト・サウナの利用は、会員の方が1名いればご利用いただけます。 全員が会員になる必要はありません。
ADDRESS: 東京都西多摩郡檜原村下元郷44
- 電車をご利用の方
JR五日市線 武蔵五日市駅下車、 西東京バス数馬行き、もしくは藤倉行き 約20分 鬼切バス停下車
- 中央自動車道をご利用の方
東京方面よりお越しの場合:八王子I.C.より約30分
甲府方面よりお越しの場合:上野原I.C.より約20分
- 圏央道をご利用の方
横浜方面よりお越しの場合:あきる野I.C.より約20分
青梅方面よりお越しの場合:日の出I.C.より約20分
【HINOKO TOKYO】
HINOKO TOKYOは都心から車でわずか1時間半、東京都檜原村にある会員制のキャンプ場。1サイト1組限定、森の香りと川の瀬音に包まれたプライベートスペースでゆったりとしたアウトドアライフをお楽しみいただけます。仕事仲間とのオフサイトミーディングやモバイルオフィスでデスクワークも可能です。
運営 : トレイルヘッズ株式会社
Web site : https://hinoko.jp
E-mail : info@hinoko.jp
Instagram : https://www.instagram.com/hinoko.jp/